注:この回は茶番しかありません
茶番回は今回で終わりです。多分……。
まだ冬の気配を残す春の日曜日のことです。
庭の木々の世話をしにコヨミ氏が外に出ると小雨が降っていました。
コヨミ氏は分かりやすく会話相手に飢えていました。
料理をする度におしゃべりジョン(トイレ:要City Living)とながら会話する姿があまりに病んでいたためプレイヤーが撤去した結果、今や話し相手が植物だけとなったのです。しかし台所とトイレの間には壁があるのにどうやって会話していたんでしょう。
高圧的な声の主を探すと、そこには旅支度のシムが居ました。ナンジャモンジャ株式会社のグループ会長まで登り詰めたパイセンです。
一瞬、コヨミ氏の脳裏に懐かしい光景が蘇った気がしましたが、それは雨粒が鼻先に当たると散っていきました。
金髪の女性なんてコモレビ山全土を探しても一人も見つからないでしょう。ちなみにギン婆ちゃんの髪色は今でこそロマンスグレーですが、元は焦げ茶です。
長旅でイライラしているパイセン。対して謎の衝動に落ち着かないコヨミ氏は春先の冷たい雨に濡れて不快な気分です。
ひとまず客を招き入れ、家の中で会話を続けることにしました。
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コヨミ氏はちゃちゃっとラーメンを茹でてふるまいました。
(フォークでラーメン食べてるパイセンかわいいな。とプレイヤーは思っています)
食べ終わった食器をコヨミ氏が片付けに行っている間、パイセンが部屋を見渡しているとコルクボードに目が付きました。家族写真と思しき写真の中に、男の話が本当であればここにあってはおかしな写真がありました。
パイセンが常に持ち歩いている、大切な大切な想い出の写真とそっくり同じものでした。
食器を洗い終えたコヨミ氏が戻ってくると、思わずパイセンは声を荒げました。男の掴み所のない態度に感情コントロールマスターを持っている身とはいえ、もう我慢の限界まできていたのです。
我慢の限界を迎えていたのはコヨミ氏も同じです。ウェアウルフの本能が目の前にチラつかせる正解を見て見ぬふりをし、この可哀想なシムをさっさと帰して寂しさを木々に愚痴る日々に戻りたい。そう思っていました。
運命の相手を、まだ獣の本能に目覚める前の幼い自分が嗅ぎ分けていたってことなんですから。(ウェアウルフの番の対象を他のオカルト/ノンオカルトに拡大するMOD:Fated Mate It's fate使用中)
他人から見れば喜劇であっても、当人達にとってはこの上ない悲劇でした。
パイセンが大金を稼げる男になったのも、演奏技術を身に付けたのも初恋相手に不自由のない生活を送って欲しかったから。
この日、二人のシムの人生を狂わせた初恋が終わりました。
ですが、一つの恋の終わりが新たな恋の始まりになることもあります。
いつも通りのプレイログ形式に戻って新しい恋の話を書かせて頂きたく思います。
















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