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【ネガウルフとポジ妖精の非日常:1】相反しない程度に正反対の二人

2026/03/14

ダウナー系ウルフの星間旅行シリーズの続編です

★RLパックを無効化した環境をテスト中

☆女装男子(筋肉質)が出てきます。

非日常というか日常と言うか。シリーズ名にとても迷いました。

シムの紹介

ジュリアンはソールと違い、トップクラスの赤ちゃん・高い自尊心持ち。
いつだって自信満々。初対面のシムに「ジュリ」の愛称で呼ぶことを頼むのだってお手の物です。

男二人でチョコフォンデュする冬の夜

『ソール君が受けてくれてよかったよ!一人で鍋なんて寂しいだろ?かしこまって食べる料理じゃないし、自分の家だと思ってリラックスしてくれ』

『う、うん……』

前回、ジュリアンからチョコフォンデュに誘われたソール。
設定としては「ジュリアンの店には何度も通っていたけど、自宅に呼ばれるのは初めて」な状況です。

スモールビジネスを経営している非アクティブ状態のシムの店にお邪魔すると、住居には入れないんですよ。
あの設定、細かいなって感動しました。

(なんて言うか……ジュリさんのお家って感じだなぁ。ボクの家と全然違う……)

可愛いもの、綺麗なものが好きな妖精の家を目指してデザインした結果、主に高校パックの家具を使っています。
あのパック、女の子っぽい家を建てるのに丁度良いオブジェクトが多い……気がします。

プレイヤーの勝手な主観なので気にしないで下さい。

『そう言えばソール君が他の星……バトゥーだったっけ?に旅行していた話、もっと聞かせてくれないか?施術中の雑談以外でも君と色々話したかったんだ』

『え、バトゥーの話?良いけど……チョコレートがグツグツいってるよ?大丈夫なの?』

『ああ、チョコが心配?大丈夫だよ。温めた生クリームの中でチョコを溶かすのに時間がかかるんだ』

こちらのチョコフォンデュはModで追加した料理。翻訳はKanameさんのサイトからお借りしております。

Functional Fondue

Functional Fondue

Functional object and 3 dishes 184.1K Downloads | Mods

SEの鍋を元にしているのもあってか、結構長いこと煮込んでいました。チョコフォンデュ初心者のソールは心配になることでしょう。
リアルのチョコフォンデュでこんなに放置したら鍋底でチョコが焦げる……。

と思ったプレイヤーは鍋でも同じことを思っていましたし、ゲームにリアルを持ち込んではいけないと思い出したので思考を放棄しています。

『見たことのないシムがたくさん居たよ。今ならシグザム星のエイリアンくらいじゃ驚かないかも』

『へぇ、そんなに?ってソール君、エイリアンにも会ったのか?ちょっと見ない間に大冒険したんだな、君』

身一つでロケットに乗り込み、何度かシグザム星を探検していましたからね。

『ライトセイバーの勝負してこいって言われて、探したら対戦相手がこーんな顔のシムだったんだ!(面白い顔をする)』

『ブフッ』

『アハハハッ……ま、待ってなにそれ、フフフ……ッ』

『こーんな顔だった(やった!ウケた!!)』

『んっふふふ……腹痛い、止めてくれソール君っ。笑うの止まらなくなるから!』

バカ受けしたのが嬉しかったのかも知れません。追い打ちを仕掛けていました。

『はー笑った。良い感じにチョコが溶けたし、お喋りは一度おわり。チョコフォンデュはフルーツをチョコに浸けて食べるんだ。チョコと鍋は熱いから気を付けるんだよ?』

『う、うん。これが、ちょこふぉんでゅ……』

(甘くておいしい!チョコが……なんか高いチョコみたいなアレで……とにかくおいしい!!)

熱いよって注意を受けても激しくムシャムシャし出すウェアウルフ。
ウルフですし、少なくとも猫舌ではないのでしょう。

『凄く……おいしい!チョコとイチゴ、合うの知らなかった……』

『口に合ったみたいで安心したよ(ソール君って意外とワイルドなんだな)』

『うん。声をかけて貰えて良かった……(ジュリさん、ほっぺ膨らんでるの可愛い……って思っちゃった。失礼だよね)』

ソールが最後に他者と食卓を囲んだのはティーンの頃、マドレーンお婆ちゃんとのお夕飯が最後です。
お互いにウェアウルフなので、必然的に食卓は超・野性的。大人しく咀嚼するシムなんて見たことがないでしょう。

丸い頬のシムを捏ねたのが久しぶりだったので、食事中に頬が膨らむジュリアンをプレイヤーも凝視していました。

『どうかした?』

『アッいえ、なんでも……』

チョコレートの鍋から香るブランデーのせいでしょうか。
ソールはちょっとだけソワソワするような、ドキドキするような不思議な気分になっていました。

鍋に誘われたのを切っ掛けに、二人はプライベートでの交流が増えていきます。

なお実際のプレイでは操作の都合から初対面のソールとジュリアンを同じ世帯に放り込んでいたのですが、秒で友情ゲージが満タンになっていました。
ちょっと早すぎて驚いたのですが、仲が良いのは良いことですからね。うん。

恋人を求めるシムの集うナイトクラブにて

『お婆ちゃんからまた結婚相手は見つからないのかって言われちゃった……キューピット・コーナーってアプリを使ってみようかと思ってるんだけど、ジュリさんは使ったことある?(結婚について話す)』

『俺も使ったことないかなぁ(確か出会い系アプリだよな?彼の良い所を理解できるシムと本当に出逢えるなら……なんで不満なんだ俺)』

当ブログのウェアウルフ達、初手結婚について話し過ぎ問題。
ソールは受け入れて貰えたようです。

『出会い系アプリに頼らないで俺にしとけよ。ソール君、俺の服装をどう思う?』

『えっえっ、ええ?!……ジュリさん急にどうしたの?!いつもお洒落で素敵だなって思ってるけど』

男、ジュリアン。
彼にとってソールは大事な常連客であり、全身に自分のタトゥーを描き込んだ芸術作品であり、成長を見守っていた年下のシムでもあります。

他人に任せるくらいなら、貰ってしまいたい。

そう思う自分が居たことに、彼は初めて気付きました。

『ありがと♡ 俺は、俺の服装を馬鹿にしないシムと付き合いたいと思っているんだ。結婚も視野に入れるなら同居して相性を試したい。ソール君、どうだ?俺のことを恋人としては見れそうにない?』

『え………えっと、その。俺は…………その……ジュリさんのこと、かわいいなと思ってる……

『ん~?なにを言ったんだい?しっかり断らないとキスしちゃうぞ』

『……ジュリさんとキスしてみたい時、なんて言えばして貰えるの?』

(あ~もう!~~~本当に可愛いなこの子!!)

年上風を吹かしていますが、恋愛経験ゼロはお互い様。
ただジュリアンは店を経営していたこともあり、耳年増ではありそうです。

『ボク、キス……しちゃった……』

しちゃったねぇ。
うっとりしつつも責任取らなきゃとか考えていそう。

『ソ~ルくん、ウフフなことに興味はない?』

『あるけど……怖くて』

キスひとつでフワフワになっているソールを家に持ち帰り、ウフフなこともしようと画策する悪いお姉さんお兄さんの図。
ファーストキスでジュリアンもまた浮かれています。

『怖いって俺が?君が嫌がることはしない。安心してくれ』

『え……もしかして、ボクが抱かれる側なの?』

『俺のこと抱く気だったのか?どこまで可愛いんだ、君って子は』

『だってジュリさん……キスしてから前よりずっと綺麗に見えるんだもん』

多分その綺麗なジュリさんは君に負けないくらい腕力あると思うし、腹筋は板チョコ並みに割れてるよ。

キャンドルの準備!ロマンチックな演出!
ジュリアンとソールはこれから初めてウフフなことをします!

どんなに初心な反応を返していても、どれだけロマンスの達人感を出しても通知さんは騙せません。
ウフフ(じゃれ合いも含む)の経験がないシム同士の時だけ聞けるBGMとテロップ。

何度聞いても良いものです。

変わったウフフがしたいお年頃

(ブリンドルトン・ベイの灯台でウフフができると聞いてから頭から離れない……ソール君は人の多い場所を怖がるし、難しいか)

灯台でウフフなことをしたい。と恋人すら居ない育成データから生涯の目標を付けていたジュリアン。
当ブログの妖精たち、ウフフな目標を掲げすぎでは。

現在のRL環境では確実にスキャンダルの火種になるでしょう。
家の中でイチャ付くだけでスキャンダル関連のメモリーが付くんですもの。
と言うことで王朝パック無効化に走った訳です。

『灯台でウフフ……!?ジュリさんとなら、してみたいかも』

『俺に対する君の信頼が厚くて嬉しいよ。よし行くか』

『なあ、俺のシムスタにこのツーショット上げて良い?』

『えぇ……ボクとの写真なんかが上がって炎上しない?』

ついでに、まだ恋人ではなかったのでそこのところをハッキリさせておきます。

『ボクがジュリさんの恋人……』

余韻に浸っているところ悪いんですが、ここにはウフフしに来たんです。
現実に戻ってきて。

夜に致すと明かりが大変なことになるので、昼に致した方が良いなと思いました(感想文並感)

『凄かったな……またしに来よう』

『ほ、ほどほどなら……』

恋人の証を刻んで欲しい

『ふ、復職は考えてません!(また死神様と話しちゃった)』

『このデータでも我が右腕に帰り咲いて欲しかったのだが、残念だ』

新規データのボスから復職を依頼されましたが断りました。
この電話、スキル依存なのか?と思ったのですが、死生学の生えていないシムも誘われた気がします。

おそらくランダムでしょう。

『変な相談かもしれないんだけど……ジュリさん、聞いてもらえる?』

『君のお願いが変だと思ったことはないよ。気にせず話して欲しい。どんな話?』

『ジュリさんへの想いを込めたタトゥーを、新しく掘って欲しいんだ……ダメ、かな』

リスペクトタトゥーという、選んだシムとの関係によってムードレットの変わるタトゥーがあります。
これを入れて貰いたかったんですよ。別に入れるシム本人でなくても良いのですが。

『喜んで!俺から提案しようか迷っていたんだよ』

『それって……ボクがふらふらしそうだから不安だったってこと?』

『まさか!ソール君は少し自分の評価が低いみたいだからな。君を愛しているシムの存在が居る証を刻み込みたかったんだ』

恋人に自分の想いを込めたタトゥーを自ら掘るの、なんとなく倒錯的な気がして好きなプレイヤーです。
なんか良いんですよ……なんかの三文字に全てをゆだね過ぎている。

『もう分かっているだろうけど、落ち着いてリラックスしていてね』

『う、うん』

『うっ痛ッ』

『ああ~今のは痛いよね!凄く分かる!!……けど動かないで。動くともっと痛いから』

どんなにスキルが高くても、良いムードレットを積んでいても必ず痛がるタトゥーの施術。
調べたら本当に痛そうです。

(今のやりとり、初めて来た時を思い出すな……あの時もボクの痛みは否定されなかった。あれからずっとジュリさんの傍は安心できて……タトゥーがあると同じ安心感を覚える気がするんだ……)

ジュリアンはシムとの会話を通して感情というエネルギーを貰う妖精。
会話相手の感情が強く伝わってしまうため、当時のソールの痛みという不快な感情もしっかりダイレクトに伝わっていました。同時に緊張も。

それ故の何気ない共感の言葉だったのですが、その一言があったからこそ、当時のソールは唯一の止まり木を得た気がしたのです。

『よっし、完成。しばらくプールは避けて。汗を流すのもシャワーだけだよ』

『はい』

スポンジで患部をこするのはちょっと肌の強度を過信し過ぎでは?と毎回思っている。

『凄い格好良い!ジュリさんに入れて貰ったタトゥー、全部格好良いし綺麗だけど、このタトゥーは一番輝いて見える気がする!』

情熱的なインク、と誘惑的なムードレットが付きました。そして今までにない目の輝き方をしているソール。タトゥー好き過ぎです。
この後、何かとソールはタトゥーをジュリアンに見せてお互いに誘惑的なムードレットが付くようになります。

しかしリスペクトタトゥーが入っているのは脇腹。どうやって見せてるの。
ソールに腹出しルックを追加した方が良さそうですね。

『綺麗なのは当然だ。君を想って入れたんだからな』

この流れで自律投げキッスが入るの、AIの理解力が高すぎる。

ただ、今は冬の真っただ中。

シウダッド・エナモラーダはどうやら温暖な土地のようですし、暖房も入っていますが。
見ていて寒々しいのでイチャ付くなら上着を着て欲しい。

『愛しているよ、ソール君。誰がどう言おうと君は俺が愛する唯一のシムなんだ。そのことをどうか覚えていて欲しい』

『……っありがとう、ジュリさん』

『君のタトゥーを見たら可愛い俺の恋人を見せびらかせたくなった。デート行こう』

まだ、ソールはジュリアンの言葉にどう返せば分かりません。
それでも暖かい言葉を受ける度、胸がポカポカと温かくなる気がするのは確かなのです。

『ジュリさん!』

『お、おう?(気合入ってるな)』

『しゅキっ!!(声裏返っちゃったし噛んだ!恥ずかしい!!)』

ソールからの情熱的なキス、とても必死そうに見えて笑いました。

(どうしよう……絶対後ろで噂されてる。怖い……恥ずかしい……泣きたい)

『今日は随分とシムが多いな。そろそろ家に帰るか』

『うん……(気を使わせちゃってる……誰かボクを埋めて……)』

『ん~?さては俺が気を使ってるとでも思ったか?俺は君とウフフなことがしたくて家に帰りたいんだ。それとも此処でやっていくか?』

『ボクの思考を読まないで……ここでウフフ、する……』

思考を読んだというか感情を読んだと言いますか。
デフォ区画なんですが、前は人気のなかった2階が今日は人気だったんですよね。

『あまり強がるなよ。まあ嬉しいからウフフはするけどな!』

『わぁ……!ボク、今空を飛んでる!!』

自律ウフフが多くて嬉しいです。
でも公開ウフフは控えて欲しい。

『ソール君、今夜は少し冷えるし一緒に寝よう』

『う、うん。でも、ボクで温まるかな……』

『ジュリさん、冷えてない?』

『暖かいよ。ヒーター抱えているみたいにポカポカする』

『なら……よかった……』

『おやすみ、ソール君』

(俺がこの子の自尊心を育てられるなんて思ってはいない。でも、愛されていると理解してもらえるまで、想いを伝えることはできる。多分、得意分野だ)

冷えるから。と言うのは建前で、きっとその日が夏でもジュリアンはソールを添い寝に誘ったでしょう。
互いの体温を貪るのではなく、分け合う愛し方もあることを教えたかったのです。

自分の隣で安心しきって眠るソールを愛おしそうに眺めると、ジュリアンも瞼を閉じました。


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