──これは少年の願いが叶うまでの長い長い道のりの話。
になる予定のシリーズ。
*ほぼ小話回です。
お揃いの皺、お揃いの白髪
【あらすじ】
ブラムはウィルのフラワーアレンジメントで無理やりシニアに加齢させられました。
ブラム「なーにがお揃いだ!俺のことが好きだ?ふざけてんのかテメェは!!」
ウィル「うわぁっ」
ウィル「酷いプレゼントをしたのは謝るよ!でも、こうでもしなきゃ君は……吸血鬼は年をとれないじゃないか」
ブラム「そこだけか謝るのは!まったく……お前の変なところで大胆なのか変わんねぇな」
ウィル「最初にはっきりと意識したのは高校のプロムパーティーの時かな……君がどのシムより輝いて見えたんだ。オモチャみたいな王冠すら本物のように輝いていて、ああやっぱり格好良いな。僕以外のシムに君は取られてしまうんだろうな……って思ってね。子どもの頃から君のことを好きだったんだって気付かされたんだよ」
ブラム(ガキの頃から?じゃあマルコムは……いやそうじゃねぇだろ。畜生!頭が混乱してやがる。そもそも俺たち兄弟じゃねぇか!)
頭は混乱しているが今日も仕事。張り切って刈り取る所存ですボス
(あいつの親父さんに勘違いされて動揺したのは。なぜだ?図星を差されたような、見たくない物を見せられたような、奇妙な気分になったからだ。)
(ティーンの頃、黒髪のシムに告白したのは……見た目に惹かれた。当時はそう思った。違う。似ていたからだ。中身は全く違ったせいで、最悪な気分になった)
(あの時、体ごと跳ねそうなくらいに心臓が跳ねたのは……嬉しかったのは……)
ブラム「そうか……俺もウィルのことが好きだったのか。なんだよ。すげぇ遠回りしちまったじゃねえか」
ブラム「いやサークルの話じゃなくてよ。俺はちょっと出かけねぇか?って言いたかったんだよ」
ウィル「仕事の後に外出のお誘いなんて珍しいね。もちろんいいよ。どこに行く?」
2人の想いが通った夜
ウィル「待ってよ!……君も僕のことが好き?つまり、つまり……僕たちは両思いなの?恋人に、なれるってこと?」
ブラム「その先だってお前が望むならなれるってことだよ!」
ウィル「っブラム!!ブラム!僕、夢見てるの?これは本当?嘘じゃないんだよね?僕は喜んで良いんだよね?」
ブラム「夢じゃねぇよ……これが夢だっつーんなら、俺が俺らに夢を見せてる奴の頭をぶち割ってでも本物にしてやる(これでウィルを吸血鬼にする理由になるよな?じゃねぇと俺はやっと気付いた宝物をボスに……お前の親に奪われるんだぜ?)」
ブラム「なぁ質問しても良いか?」
ウィル「ふふっもったいぶった聞き方するね。なに」
ブラム「吸血鬼にさせてくれよ」
ウィル「またそれ?いやだよ」
ブラム(っんでそれは嫌なんだよ!!)
君が望むこと、俺が叶えられること
ブラム「もう起きてたのか」
ウィル「えっ……うん。お、おはよう」
ブラム「なーに動揺してんだお前は。こっちが照れんだろうか」
ウィル「だって当然みたいにキスしてくるんだもの。ドキドキしちゃう」
ブラム「チークキスくらいは前も普通にやったろ?」
ブラム「ところでよ。恋人ってナニ以外は何すりゃ良いんだ?」
ウィル「それ朝から口にしていい言葉なの?僕だって分からないよ……やってみたいことならあるけど」
ブラム「おっしゃ決定。今日の恋人的活動はウィルのやりたいことにしようぜ」
ウィル「ちょっと!聞く前に決定するの止めなよ!君は吸血鬼なんだろう?ぱ……クラフト父さんは僕と同じ食事は食べられなかったんだよ?」
ブラム「そりゃ吸血鬼によるんだよ。俺は平気……つーか平気にできる。で、何がしてぇの。早く言えよ」
ウィル「急かすなよ……恋人と、つまり君と。一緒にリンゴのパイを焼いて、天気の良い日に外で一緒に食べてみたいんだ……ブラム、君、最近僕とご飯を一緒に食べないじゃないか。パイも食べられないんじゃない?」
ブラム「いいんじゃね?今日は天気も良さそうだし。さっそくパイを作ろうぜ!ネクターを持って行っても良さそうだな」
せっかちなブラムに逡巡などありません。即決です。
ブラム「公園……公園なぁ。Ravenwoodはどこも薄暗えし、Willow Creekはガキが多いし……お。こことかどうよ?」
ウィル「いいね!景色が綺麗だし、空気もおいしそうだ」
ブラム「うし。じゃあパイの荒熱が取れたら俺がバスケットに詰めっから。お前は着替えて来いよ。もう冷え込む時期だろ」
ブラム(食えるようにはできるんだ……でも、前みてぇに味はウィルと同じものを共有できねぇ。あいつはなんでパイが食いたいなんて言い出したんだ?そこに吸血鬼になりたくねぇ理由があんのか?)
ブラム「準備は?」
ウィル「行けるよ」
後で覚えてろよ
ウィル「ねえアップルパイがおいしい内に食べようよ。せっかく焼きたてを盛ってきたんだもの」
ブラム「まあ、そうなんだけどよ」
ブラム「俺はウフフ的な意味でお前が食いたい(心の奥の秘密を伝える)」
ウィル「ええ~?昨日したばかりじゃないか!」
ブラム「ヤリ足りねぇって!何年分だと思ってんだよ」
ウィル(ブラムの体力に付いていけるかなぁ……ベッドの上で倒れるのはちょっと。なんていうか。恥ずかしいよ……)
ブラム「そのベンチは俺のモンだ!家の土でもほじってやがれ羽虫野郎どもが!!」
ウィル「パイ、どうかな?甘すぎない?」
ブラム「そうだな。お前の言葉くらい甘い(投げキッス)」
ウィル「もう!茶化さないでよ」
ブラム(マジで「甘い」以外分かんねぇんだよ……)
デートが終わり、日が暮れても2人は公園でキスをしたり会話したりしていました。
連続してこのアツアツなキスをしていたため、プレイヤーも興奮してしまい行動キューを確認したところ行動は「会話をする」。どう見てもキスですが。
肉体原語で会話しているということ……?
お前が忘れても俺は覚えている
ブラム(うまい!こんなオッサンでも血には味がある!飢えが満たされていく!)
ウィル「……どこか出かけていたの?いつもより手が冷たくなってる」
ブラム「わりぃ。起こしたか」
ウィル「いいや?まだ、眠っていなかった……と思う……だってブラム、ヤマちゃんと戦ってたでしょ…」
ブラム「半分寝てんな?そのまま寝ちまえ」





















































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