──これは少年の願いが叶うまでの長い長い道のりの話。
になる予定のシリーズ。
まだ願いは「叶っていません」。
愛する恋人と美味しいネクター、心地よい椅子。最高の贅沢。
デートに持っていったけど結局開けなかったネクター。翌朝開けたら2人とも飲んでいました。吸引力が高いんですよねぇ。
グラスに注ぐのも我慢できないのか瓶から直に飲むまである。この後ケロリンしていました。横着しないでください。
ネクターでウキウキでゲームの腕まで披露し始めるウィル。慎重さすら忘れる程ご機嫌になっているのでしょうか。
というか恋愛面のアプローチ、ブラムよりウィルの方が積極的なんですよ。
気が付いたら片想いのメモリーこそ消えていましたが、ガチで長年の片思いが叶って浮かれているのかも知れません。
我が名は二丁銃エアホルスターイン大好き侍。大胸筋分厚いシムが胸に手を当てる仕草エッチ過ぎるだろう侍でも候。スケベすぎる。
一度会話が途切れ、会話が再び始まると秘密サークル流挨拶から会話が始まる不思議な爺さんたち。(秘密サークル=オーダー・オブ・エンチャントメント。長いので略しています)
まだウィルに残された時間は長く、そしてブラムも休日が多いため穏やかな時間が流れていました。
ブラム爺さんの気持ち
生き急ぐ特質から人生を謳歌しようとしていますが、職場のボスは死の象徴そのものである死神さま。仕事に行くだけで死への不安から緊張しています。
喧嘩を買うノリで就職したブラム。逃げることもまた勇気ある決断なのですが、彼にはそう思えないようです。その勝負、決着が付く日は来るんですか?
ブラムは自分の生に関しては限りがあることを漠然と理解していました。彼が恐れているのは大切な存在を失うこと。
若い頃は両親、今は長年の親友であり晴れて恋人となったウィル。
置いていく側になりたくないのも、共に永遠を生きたいのも、どちらもブラムの本音です。
ではウィルは?彼は少しも人生の終わりを恐れていないのでしょうか?
ウィル(誕生日のお祝い、いつも盛大だったなぁ……毎回ブラムが大きなケーキの中に入って驚かされたっけ)
ウィル(自転車に乗れるようになった日は嬉しかったなぁ……そうそう。ブラムが自転車に乗れるようになった日、夜になっても帰って来なくてヘンリー父さんに怒られていたんだ。ふふ、懐かしいな)
ウィル(ハイスクールも楽しかった……ブラムが急におかしな臭いを付けていた日があったけど。何があったんだろう。マルコムはまだ怒っているだろうか。いや、僕のことなんて忘れているかもしれないね)
ウィルは時折ロッキングチェアで想い出に浸り、過ぎ去った日々を懐かしんでいました。
既に葬儀屋キャリアを退職し、余生を静かに生きようとしています。
ウィルが想い出に浸っている間、思うことがあって落ち葉掃きをしているブラム。
ウィル「え、落ち葉のなかで?本気で言ってる?」
ブラム「本気も本気。マジだって」
穏やかな時間終了のお知らせ。老いてなお現役のブラムからウフフのお誘いです。
落ち葉でウフフができる知識はおそらくネットで知ったのでしょう。いつも気が付くと掲示板を荒らしていますし。
もしくは職場の噂話でしょうか。落ち葉の前で回収した魂の死因がウフフだったとか……刈り取って困惑した、おかしな死因雑談とかありそう。
シムズは納得のいく死因から、「なぜ設定した」とプレイヤーが首を傾げる死因まで。バリエーションに富んでいますからね。
ウィル「本当にこの中で“する”の?」
ブラム「文句はやってから言えって」
ところで落ち葉の山でウフフするの、
誘われた側が腰を掴んでキスするのズルくありませんか?セクシーすぎます。
ウィル「なんだよ。キスされると思っていなかったの?」
たまに見せるウィルの不意打ち笑顔がイケおじなんですよ。雄なんですよ。
シムが2人が入るには落ち葉の山が小さい気がしますがハートが出ている辺り、2人とも収まっているのでしょう。
いつもの不器用特有の躓きも、ウフフを楽しんだ後だと腰の心配をしてしまいます。お爺ちゃん、ゆっくり動いて。急に動いちゃいけませんよ。
ウィル「すごいやウェンディ!今のとても吸血鬼っぽかったよ!ゾッとした!」
ウェンディ「ぽいってなによウィル。あたしが本当にヴァンパイアなの忘れたの?」
ウィル「吸血鬼だって言われても実感がないんだよ!見た目は普通のシムと変わらないんだもの!」
ありえない
(疑り深いため)
バカげている。ウィルは、今見たものを信じません。
遊びに来たウェンディに吸血鬼の力を見せて貰い、キャッキャしつつ信じていない様子のウィル。
ウィルの前では献血パックを啜っている姿も「変わったパッケージのジュースだね」で終わりそう。
キャッキャした後は兄妹一緒にブラムの演奏を聞いていました。
健やかな時も病める時も
ウィル「急にシルバン・グレードに行こうなんてどうしたの。相変わらず綺麗だけど」
ブラム「あ~いや、な。色々考えたんだけどよ。俺らの想い出の場所っつーとここだよなって」
ウィル「そうだね。懐かしいなぁ。初めて冒険した場所だよね」
プレイヤーも色々ロケーションを考え、コモレビ山の山頂に小さな温泉宿なんかも作りました。ですが、この2人……モンタギュー家の(義)兄弟の初出はズッ友イベント。
2人に相応しい場所はシルバン・グレードしかないなとなった訳です。
最週イベントの記事は書けそうにないのが無念。
ブラム「初めてここに来た時と違って今の俺たちはお互い皺だらけだ」
ウィル「うん……でも、年をとってもブラムは変わらず格好良いよ?」
ブラム「そりゃウィルも同じだぜ?可愛くて、格好良い俺の大事な親友で恋人だ。誰にも……あんたの親父さんにだって渡したくねぇ」
ウィル「……ブラム」
ブラムは今でもウィルを吸血鬼に変え、共に不老の存在になって欲しいと思っています。
ですが、ウィルには温かい料理を食べておいしいと顔を緩めるままで居て欲しいのも確かでした。他人の血の味や、ブラットフルーツの味は永遠に知らなくて良い。
今まで通り、最期の日まで好物のアップルパイやローストチキンを美味しそうにほおばって欲しい。
そう思うようになっていました。
ブラム「ウィル。結婚してくれ。そして俺と同じ姓を名乗ってほしい」
ウィル「ブラム……っ!!君ってば。ああ、どうしよう。言いたいこと一杯あるのに頭の中空っぽになっちゃった!」
ブラム「ごちゃごちゃ言うんじゃねえよ。文句がねぇなら黙って指輪を受けとりゃOKってことなんだろ」
ウィル「文句なんてある訳ないだろ!婚約も、ウィルのパートナーとしてモンタギュー姓を名乗るだって僕は何度も夢に見たんだから」
ウィルのファミリーネームを変えなかったのは、ウィルの将来はウィル自身に選んで欲しいというモンタギュー夫妻の配慮からでした。
本来であれば養子入りした時点で子どもの姓名を変えるべきなんでしょうけど、家名が違った方が「ウィル=養子」として紹介しやすいだろうなというメタ的な事情もあります。
ブラム「正夢ってやつだな!お前が俺のパートナーになるのは決まってた未来って訳だ」
ウィル「夢にそんな機能はないよ。僕がずっとなりたいと思っていただけってこと!」
物理学の高等学位を修め、納棺師として幾人ものシムを解剖し、そして疑り深くもあるウィルに人体に秘められた浪漫を語ってはいけない。
良いムードも正論パンチで砕かれるからである。
ここでブラムに忠実特性追加のチャンスカードが来ました。
思いやりがなく、協調性もありませんが責任感だけはあるシムです。そしてウィルに関すること『だけ』は誠実と言えなくもありません。合っているんじゃないですかね?ということで、ブラムは忠実なシムになりました。
ブラムが式を開ける日まで待てる訳がありません。Seasonsの祝日があると式が正しく起動しない不安があるチキンなプレイヤーの事情もあったりします……。
婚約指輪を渡したその場でそのまま結婚しました。今日からウィルはロアー姓でなく、モンタギュー姓を名乗るようになります。
失う未来を忘れる程に愛おしい。今このひと時だけは胸に溢れる喜びを噛みしめて。不安なんて忘れてしまいそうな幸福がありました。
ノーム達が憂鬱になる日
それは収穫祭──
冬の父だけでなくノームすらも憂鬱にさせる存在、ブラム・モンタギュー。
こいつ吸血鬼な上、複数のボス呼び出しキャンセル特質を持っているんですよ。余程のことがない限りこの世から居なくなることはないでしょう。憎まれっ子世に憚るってやつですかね。
ブラム「ギャハハハハッ!!またノーム騎士団を呼ぼうってのか?!幾らでもやって来やがれってんだ!」
前は試験前のストレスと解していましたが、今は……仕事ですかね。ポジティブ思考を維持しようと努力しているようですが、職場に行くだけでそのポジティブを一蹴する存在が居ますから。
そろそろ退職した方が良いんじゃないかしら。
そして今は常にウィルが家にいます。
ウィル「ブラム!今なにをしたの?人形を壊しちゃ駄目だろう!」
ウィル「なにって収穫祭に出てくるノームが邪魔だろ?そいつらを壊しただけだぜ」
ブラム「君はなにを言っているんだい?ノームが勝手に出てくる訳ないじゃないか!」
ブラム(そういや前の収穫祭、こいつが帰ってくる前に俺が全部俺が壊したんだった……)
ウィル「ねぇ……僕たちはもういい年なんだ。物に八つ当たりなんてしていたら癇癪持ちの老人だと嫌われてしまうよ?他の方法でストレス発散しなくちゃ」
ブラム「お、おう。気を付けるわ(こいつ説教の仕方が父さんに似てきたな)」
ヘンリー父もウィルもブラムの行う行動を「いけないこと」として叱りません。
ただ、「行動が他人にどう見えるのか」だけを注意していました。ウィルはブラムの「世間的に良しとされない面」も好きですが、自分が居なくなった後も同じ行動をとっていたら周りに嫌われてしまうことを心配するようになっていました。
(ちなみにウィルはゴミに文句を言っただけです。ノームを蹴っても何も言いませんでした)
ウィル(それに……僕みたいなタイプのシムがブラムに惹かれるかもしれないじゃないか)
そうそう居ないと思いますよ。このせっかちを愛せるシムは。
ウィル「ブラム、大好きだよ」
ブラム「うおっ……あ、ありがとうな」
収穫祭のご馳走ご飯を一緒に食べている途中、投げキッスで沢山ハートをばら撒いて
ウィル(はぁ~本当に好き……♡)
その後更に控えめなハートを飛ばすウィルおじいちゃん。好きが止まりません。
ブラムがノームを壊していたのに実は興奮しています?
自分の薬指に噛み跡のエンゲージリングを付けたブラムに、上品なキスをし返すウィル爺ちゃんの図でお別れしたいと思います。
まだ少年の願いは「完全には」叶っていません。爺さんと爺さんがイチャコラする、烏ガラスの俺得シリーズではありますが引き続き読んで頂けますと嬉しいです。
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