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モンタギュー家の肖像画【5】:学びの喜びと離別の慟哭

2026/01/19

 ──これは少年の願いが叶うまでの長い長い道のりの話。

になる予定のシリーズ。

シムの死亡描写あり

若者に成長したモンタギュー家の兄弟


ウィル・ロアー
疑り深い/不器用/慎重な恋愛

モンタギュー家の養子。恋愛面の失敗から若者への成長と共に、「慎重な恋愛」を心掛けるようになりました。奥手系メガネ男子。

ブラム・モンタギュー
自信家/せっかち/生き急ぐ

モンタギュー夫妻の実子。両親の老いていく姿を見ていく内に、人生の終わりに怯えるようになってしまいました。俺様系と見せかけたチキン。


この2人はシニアになるまで恋愛関係にさせる予定がありません。距離バグり兄弟で居て欲しい。
なのにただいま(2025年10月7日現在)恋愛と意地悪ソーシャルが過度に起こる不具合が起きており、ウィルが倫理ゼロの親子Don生成マシーンと化していました。やめて。
ブラムの両親に向けた意地悪も酷いため、今回の記事の途中から意地悪と無差別な恋愛をMCCで無効化しています。

当不具合の投稿された公式バグフォーラム
もし同じ現象が起きている様でしたらVote(投票)して頂けますと助かります。
因みにVoteが多く押された投稿が優先的に修正対象になるらしいので、新しい投稿を書く前に近い内容の投稿を検索し、リンクを共有してみると良いかもしれません。

大学の合格通知を待つ間、スパに行こうか


生き急ぐ特質の発作で変顔になっているブラムがかわいい。常に死の影を感じ、怯えるそぶりを見せつつせっかち故に苛立つブラム。
片想いで緊張したり恥ずかしくなっているウィル。
情緒の乱降下が忙しい2人にはスパ願望の「内なる平穏」達成を目指し、瞑想してもらいましょう。


瞑想と言いつつヨガをさせているの件。ウィルがヒョロッヒョロに細いので筋肉も付けて欲しいんですよ。


ブラムがサウナでリラックスしていると、モティマーが無差別恋愛ソーシャルバグの犠牲になってしまいました。
ブラムが心底嫌そうな顔していますね。そう、失敗しています。


ブラム「止めてよ!モティマーおじちゃん何考えてるわけ?ベラおばさんを泣かせる気?」
モティマー「す、すまない。子どもの成長はあっという間だなと思っただけなんだ。信じてくて!」

ウィルとブラムは子どもの頃からゴス家と交流していました。親しい近所のおじちゃんから急に恋愛的な意味で褒められても普通は嬉しくないでしょう。


ブラム「も~リラックスしに来たのにウゲーッって気分!マジで最悪。次にカサンドラと会う時、どんな顔すれば良いんだよ!」

メモリーも付いていませんし、すぐ忘れるでしょう。普通の顔をすればいいと思いますよ。


ウフフスポットでもあるサウナはダメだ。瞑想をさせようと移動を指示したところ、先に瞑想していたウィルを見て何やら声をあげるブラム。


ブラム「ウィルが浮いてる!」

瞑想中に浮遊するシムを見ても驚くんですねぇ。
でもブラム、貴方も既に浮遊した経験がある筈ですけど。もしかしてシム達、自分が浮遊していることは気付いていないんでしょうか?

この後。ウィルがマッサージを受けたら最悪のマッサージをされたり、リラックスしようとしたらウフフが始まってサウナを追い出されたりと、微妙な気分になる出来事が重なったため大人しく帰宅することに。


ブラムの所持品の中にいつの間にかパックが入っていたため使わせたところ、2度目のパックだったようでした。
ムードレットの説明文が単純明快で良いです。「ヒリヒリする」。
そうね。見るからに痛そう。


ウィル「その顔、どうしたの?」
ブラム「パックやり過ぎた……地味に痛い」

ムードレットが消えるまでブラムの顔は赤くなっていました。空気が動く度に痛くなっていそう。

キャンパスライフスタート……の前にハイスクールの卒業式


合格通知が届いたため受講する学科を選び終えてプレゼン準備の図。
相変わらずこのプレイヤーは順番がおかしい。でも時間がある内に終わらせられるものは全部終わらせたいんですよ。
ブラムは心理学、ブラムは物理学を受講することにしました。2人とも高等学位に合格していたため、フォックスベリー工科大学に通います。



ですが、大学に通う前にハイスクールの卒業式に呼ばれましたので出席します。

何人ものシムを高校に通わせてきましたが、プレイヤー初めて高校の卒業式を拝めました。いつもは呼ばれないんですよ……なにかMODが干渉していたのかも知れません。しかしブラムがパッツパツです。
オタク脳願望の途中、ロケットで無重力トレーニングを2回させたら一気に逞しくなってしまいました。


高校の卒業式に幼児が呼ばれている件……幼児もおかしいけど子どもが居るのもおかしい。
親はどこですか。放置しないで。


ブラム「なぁ、俺の隣に赤ちゃんが見えるんだけど。俺、幻覚見てるの……?」
ウィル「安心して。その赤ちゃんは僕にも見えている。現実だよ。いま、迷子の報告を拡散している」
ブラム「サンキュー。ぜんっぜん安心できない状況は現実だった訳か。安心したわ」
イヴィー「なにおはなちしてりゅの~?」

この幼児、Cat&Dogのデフォシムでした。デルガトー家の娘さんです。ジャスティンさん迎えにきて。ノーマルシムのワンマン育児は無理があるんですよ。


ブラム(俺、一応卒業生総代なのに集中できねぇ)
ウィル(どこの子だろう……教師たちに伝えなくて大丈夫なのかな)

プレイヤーも集中できません。そしてなぜいるNo3、パオロくん。なぜ高校と関係のないパオロくんが居るの?


全く集中できない中、卒業証書の授与が始まりました。

壇上に呼ばれたのはヒューゴー君です。彼をプレイヤーは高校で見かけたことがありません。見つけていたら確実に話しかけるよう2人に指示しているので確かです。
靴がおかしい。どう見てもかしこまった式場ではなく雪山に履いていく靴です。


ブラム(居なくなったと思ったらカップケーキ食べだしたんだけどぉ!)
ウィル(お腹が空いていたんだね。シートごと食べないか心配……)

椅子から降りたので帰ったのかと思いきや、後ろのパーティーコーナーからカップケーキを取ってきたようです。そしていつの間にかパオロくんが消えました。

なんだか次第に卒業式が某笑っちゃいけない年越し番組に見えてきたプレイヤー。笑いそうになる度に口を押えています。



友好度も生えていない、交友欄に存在しない自称同級生から卒業証書を見せびらかされても「おめでとう。君、誰?」くらいしか感想は出てこないと思います。


卒業証書を貰った後、校長からハイタッチがあるなんて距離の近い校風なんですね。
さすが海外。


おそらく式を締めくくる有難い言葉を聞いている途中なんだと思います。同級生(他人)が齧りつきで聞いていますけど。


幼児がその傍で気持ち良さそうにお絵かきしていますけど。

もうこれでダメでした。爆笑するなと言う方が無理です。
感動よりも困惑が勝る卒業式でした。でも、プレイヤーが式の中に入っていけるのは良いですねぇ。それにこのカオス具合もシムズらしいと思いますし。

最期に向かう日々は穏やかに過ぎていく


オリビア「今頃、2人は卒業証書を貰っているのかしら」
ヘンリー「だろうね。君はハイスクールに通っていた頃のことを覚えている?」


オリビア「ええ、もちろん。だって貴方を見つけたのがフットボールチームを応援しに行った時なんだもの。格好良かったわぁ……もちろん今も素敵だけど!」
ヘンリー「そ、そうだったかな?なんだか2人きりになって褒められると照れくさいね。気持ちだけがティーンに戻ったみたいだ」

モンタギュー夫妻には最後のデートをしてもらいました。
育児ばかりでデートらしいデートをしてもらっていなかったので、せめて一度だけでも夫婦ではなく恋人として過ごす時間を作ってあげたくなったのです。

家にいても指示がないと勝手に恋人しているんですけどね。シニアになってもウフフしているんですよ、この夫婦。怖いからやめて。



ヘンリー「ブラムとウィルは大丈夫なんだろうか。僕はてっきり2人の結婚式が見れると思ったのに……あの様子じゃ告白もできていないんじゃないか?」
オリビア「あら、子ども達の恋に私たち大人が口出しするなんて野暮よ?あの子たちの人生はあの子たちに任せましょう」

1人は義理とはいえ、息子2人がもしかすると恋をしているのかもしれない──そう気付いた時、何度か相談しあったことでしょう。
ですが、見守ることを決めていた両親は成人後に息子たちから婚約報告が聞けると期待していました。

もしそのルートがあった場合、ウェディングドレスを着たのブラムがタキシードのウィルをパツパツの肩に抱えていたと思います。
そんな光景も見たかったかもしれない。


キャンパスライフ開始、そして秘密のサークルに加入


自宅から大学に通うと家の前で座り込んで課題をしがち。
なぜ残り数歩より課題を優先するのか。


ブラムにも大学のモニュメントにお菓子をお供えして貰っていました。


ブラム「今のが妖精パワー?あの話、マジだったんだ!?」

オーダー・オブ・エンチャントメント(以後、秘密サークル)に無事加入。
今回は勧誘の挙動が怪しかったため、一度ブラムを起こして寝直しました。
このサークルに加入すると、ライブラリ保存後も同じサークルに通っていたシムは謎挨拶ポーズをするんですよ。
プレイヤーは謎挨拶を交わすシムを見るのが大好き。


ブラム(おもしろっ!ウィルにも教えてやろっと)

このローブ、仮面がないとどんな髪型でもハゲてしまう。


ウィル「ブラムに言われて調べたけど……なんだか心配になってきた。彼、キャッチセールを鵜呑みにして怪しい壺とか怪しい水を買ってしまうタイプのシムだったのかな」

大学に加入中にのみ、リサーチ・アーカイブマシンで「大学の都市伝説」を調べるとモニュメントとサークルのヒントが出てきます。

像のミステリー

Britechester大学とフォックスべリー工科大学のモニュメント像にはよく知られている都市伝説があります。
それぞれの像に正しいお供えをすると、成績が上がり、学問で成功するという言い伝えです。
何が正しいお供えかはわかっていませんが、大学での成功を夢見て願掛けをするなら、クリスタルや収穫物、金属、デザートがお勧めなようです。

因みにサークルに加入するのはカップケーキなどのデザート類のみ。自分で作らずに購入したカップケーキやアップルパイでも勧誘に来てくれます。
他の都市伝説も面白いのですが、長文で来るのでスクリーンショットが難しい……。


ブラムが心配でウィルも試しました。また2度目はローブを着てくれない。
ゼルミーラさんも加入していたんですね。


レイブンウッド在住シムにはちょっと合わないかも知れない。
エフェクトがファンシー過ぎます。


ウィル「……今、何があったの?手品??」

疑り深いシムは今起きた不思議な現象をどう解釈して自分を納得させるのでしょうね。



大学生活はとても穏やかに過ぎていっていました。
ブラムが最高のドリンクを作ろうとしたら家族総出で見守られたり


サークル活動後、ウィルに魔法薬をあげようとしたら怪しいローブのせいで不信感が出たり


穏やかに、時間が過ぎて行っていたのです。

最期の朝


それはなにも変わらない、普通の朝でした。


オリビア(素敵な人生だったわ……私1人の力じゃ得られない人生だった。あなた達が居てくれたお陰ね)


ウィルは朝食中に観たトーク番組で笑い過ぎてしまった自分を落ち着かせていました。


ブラムはラッキーリキッドを作り終え、通学前に掲示板荒らしを始めるつもりでした。

別れの時は息子たちが日常の中に居る時、静かに迫って来ていたのです。



ヘンリー(オリビア、お前もか。共に逝けるなんて僕たちは幸福だ……)


オリビア(ブラム……ウィル。さようなら……)


ヘンリー「僕たちは……先にいく。仲良くするんだぞ……」


オリビア(私たちは居なくなるけど、愛している気持ちはあなた達の中に残っているの……気付いてね?)


ブラム「父さん、母さん?呼んだ?」


ブラム「父さん……っ!父さん!!しっかりしてよ!!」


ブラム「っ嫌だ!まだ教えて貰っていないことがいっぱいあるんだよ!?……っ俺をおいて行かないで!」



死神「その気配、我が子の片割れか……」
ウィル「……貴方を親だと思ったことなんてない。僕の親は三人だけだ」


ウィル。今、慎重な恋愛特質を主張する必要ありました?
シリアスクラッシャーやめて。


死神「貴様の認識の如何は問うてない……たとえ我が子であろうと、私の職務を邪魔だてすることは許さん……そう、伝えようとしただけだ……」
ウィル「あなたの邪魔なんかできる力があるなら、とっくに使っているよ。あなたをこの家に入れないとかね」

軽やかな遥か彼方への旅立ち


オリビア「ウィルったら本当に大きくなったのね。出逢ったばかりの頃は簡単に持ち上げられたのに!」
ウィル「オリビア母さんっ?生きて……待って!体が透明だし体温がなくなっているよ?!どうしたの??」

体を離れ、ゴーストとなった両親は自分の死を悲しむ息子たちを慰めていきました。


ブラム「ね、ねえ……父さん。ゴーストになった後もシムって生活できるんでしょ?俺、調べたんだ。だから……その、これからはゴーストとしてずっと俺たちと暮らしてくれる。そうでしょ?そう言ってよ!」

その未来はやってこないと気付いていました。ですが、笑顔で頷く父の姿を想像して、渇望して。ブラムは存在しないだろう理想を口にしていたのです。



オリビア「さようならウィル。好きなものばかり食べちゃだめよ?」


ヘンリー「ブラム、喧嘩とイタズラは程々にな。しっかり生きるんだぞ?」


先に進む
モンタギューヘンリーは奥深い終わりとひらめきの感覚を置き去りにして、遥か彼方へと優雅に進みます!

近くにいる世帯のシムは全員、特質「死への観点」を得ます。
この特質で感情が立ち直る力が大幅に強くなり、自信と落ち着きを失いにくくなり、悲しみを乗り越える力が強化されます。また、魂の旅の進みにもプーストが加わります!

自らの死を受け入れた両親はゴーストとして魂の道を進めることなく遥か彼方に旅立っていきました。どんなにブラムが泣いても怒鳴りつけても、もう両親の魂が彼を叱りに戻ってくることはありません。


ブラム「俺は出ていく……この家はお前にやるよ。父さんも母さんも居ない家には居たくないんだ……想い出が、俺を責め立てるんだよ……」
ウィル「ブラム、元気を出してよ……そうだ!引っ越そう。ウィロー・クリークとは全然違う場所に住んでみるんだ。だから、ねえ。お願いだよ……君まで僕をおいて行かないで」


家族の思い出に包まれるような家に2人ぼっちで居ると、重苦しい静寂がブラムの悲しみを増し、苦しめていました。また、大事な育て親を失ったウィルも1人では立っていられそうにありません。
遥か彼方に旅立った両親の姿を倣うようにして、息子たちは新たな土地に旅立つことにしました。