これは少年の願いが叶った後の物語。
──老人の肖像画が、家族の肖像画に戻るまでの後日譚
エピローグの始まり
物語の終幕が始まるとはこれ如何に。
当初は1話で終わる予定だったエピローグという名の蛇足。プレイしていたら書きたいことが増えてしまったため、あと数話続きます。話の始まりはブラムが乳児を拾ったところから。
「子どもはこう言うのが好きなんだろ」と泣いている乳児相手に上から目線でいないいないばぁをするブラム(育児スキルなし)」。
ブラム「なにが嫌なんだお前。私だって好きで笑いを取っている訳じゃないんだぞ」
下がる友好度とブラムの眉尻。この乳児は「用心深い」性格。
友好度が0どころかレッドゾーンから始まっている上、新しいものを拒む性格から何をしても良い反応が貰えません。
取り急ぎ寝室から不要なダブルベッドを売り、乳児用の家具を揃えました。
一晩だけとか言いながらぬいぐるみまで置いている爺さん。この乳児に迷子届は存在しないことを既に気付いているんじゃないですかね。
ブラム(不器用過ぎて魂の通る道まで間違えたのか?それともこれは都合の良い錯覚だってのか?)
ブラムはこの乳児に奇妙な繋がりを感じていました。
見覚えのある不健康な肌色、ミステリアスな黒い瞳と髪……つい最近、自ら死を選んだパートナーを思い出すような特徴が揃いすぎているのです。
ブラム「泡風呂が好きか。そうか。ははは……やっちまった。この腕時計、風呂に漬けて大丈夫なやつだったか?」
乳児のお風呂でおでこにツンってするの好きの民。そして親シム、せめて着替えようと言いたい民。
この子どもは何かがおかしい
ブラム(そういや赤ん坊って最初から座れるものなのか?)
ブラムが拾った時、この乳児は路上に座って泣きじゃくっていました。今も当然の様にプレイマットの上に座ってブラムを見上げています。
ブラム「……お前、本当に赤ん坊なのか?」
ブラム「おい今笑うのは卑怯だろ。言葉が分かってんのか、それとも相手されて喜んでんのか判断つかねえじゃないか」
赤かった友好度に緑が増えるにつれ、ブラムの行動に対して乳児がポジティブな反応を見せることが増えてきました。
ブラム爺さん、ブラム爺さん。
つま先どころか赤子の下半身が水に浸かっています。あと表情が友好的なアクションを取る時の顔じゃありませんて。悪戯する時の顔になっています。
後々ベイビーのトラウマになりかねません。今すぐ止めてあげてください。
ブラム「さっき池の中で少し立っていなかったか?」
ブラム「おいおいおい!立ったな?今立っただろ!」
ほぼ全てのマイルストーンが解放されていた乳児。育児経験ゼロのブラムが教えてあげることはほとんどありません。むしろブラムの育児スキルを育てる手助けをしています。
ブラム「マジで立った!!カメラどこだカメラ……!」
この後スマホにカメラ機能が付いていると気付いた時にはもう床に座って手を叩いているやつ。完全に撮れないやつ。しかしロッキングチェアで掴まり立ちは危険過ぎます。
初めての離乳食のマイルストーンだけ残っていたので消化。かぶり付き方が尋常じゃない。
フィンガーフードもお試し。かぶり付き方が異常パート2。
この乳児はどうやら食への関心がとても強いようです。
ブラム(ガキが楽しむことって他に何があるんだ……?明日は外に連れて行ってみるか)
迷子として集会場に連れて行こうとしたことも忘れ、ブラムは当然のように不思議な乳児と迎える「明日」を考えるようになっていました。
ブラム「どうだ~?お外だぞ。公園だぞ。空気がうまいんじゃないか?」
この乳児は「用心深い」性格です。大事なことなのでry
ブラム「ヒッ」
用心深い性格の乳児は不慣れな場所やシムを怖がります。お外なんて大嫌い!
安心できるお家から連れ出すなんて酷い!こんな意地悪なシムはムシャムシャの刑に処されて当然でしょう!
ブラム「いっでえええ~~~~!」
生えかけの乳児の歯はとても痛いのだとしみじみ聞かされました。爪は本当に痛かったので(経験談)、このムシャムシャも痛かったことでしょう。
恐ろしいことにまだ手と目線が指を追っています。指示しておいてなんですが、追撃したいの?
ブラム「いいか坊主。シムの指は食べもんじゃないんだ。腹が減ったなら家に帰るぞ」
リモコンも食べ物ではありません。今すぐペッしましょう。
遺言と成長
ブラム「あいつは本当に馬鹿だ。頭の良い馬鹿はこれだから困る。順番がおかしいだろ」
ウィルの書いた遺言とブラム宛に残された遺品が届きました。
本来であれば葬儀の場で読み上げた方が良いのでしょう。でも今のブラムは育児で手一杯。とてもではありませんが、葬儀を仕切る余裕がありません。
ブラム「指輪を渡すなら婚約前だろ?遺品に指輪を指定するなよ。馬鹿野郎。アホ。馬鹿ウィル……お前はどこまで私を苦しめれば満足するんだ?」
Crystal Creationsのアクセサリーはデザインに添えられた文も考慮して選びたくなるプレイヤー。
ボタニカルな指輪のデザインに添えられた言葉は「毒のある選択」。
ウィルの選択に含まれた毒は今もブラムの心を蝕んでいました。
元気なように見えてもまだウィルを失った悲しみを受け入れられていません。当然でしょう。瓶に蓋をしたところで中身は消えてなくならないのですから。
もうブラムがすることのない赤ん坊には成長をしてもらいます。自分で歩ける方が楽しいでしょうからね。
一緒に吹き消す(主力は大人シム)の、見ていて好き。
寝巻で成長させたせいで成長後も寝巻です。眉毛が白いな?
最速で破壊工作が発動。
想像とおまる以外のスキルはMaxまで育っていました。ブラムはおまるの使い方と絵本を読んであげる必要があります。あと、キャビネットは玩具箱でないことも教えてあげた方が良いでしょう。危ないです。
髪がロン毛で眉と髪の色が連動していなかったのでCAS送りしてきました。遊んでいるオモチャは編み物の王様となったブラムが編んだちびガミさんです。
ちびっ子歌手の幼児は、歌うことが好きで一日中ランダムな時間に歌う傾向があります。
成長したその日にちびっ子歌手の悩みが付きました。かわいすぎか?
こういうかわいい悩みは大歓迎。本当に脈略なく歌いだします。
自分が寝る前の絵本を読み聞かせるなんて、この赤子を拾った当初のブラムは思い付きもしなかったでしょう。気が付けば育児スキルもかなり育っていました。
もうスキル本を読んでも知っている情報しかありません。
ブラム「……おやすみ。いい夢を見ろよ」
指輪を付けた日、ブラムは悲しみを乗り越えました。
「気をしっかり持つ」タイプの悲しみの対処がいまいち分からなかったのと、悪化した悲しみを見たかったので放置していたプレイヤー。暇さえあれば自律でパイプオルガンを弾いてたからでしょうか。ブラムは完全に自力で悲しみを乗り越えていました。
後ろ髪を引かれつつ出勤
今日の仕事場はカウプラントによるバイキング会場。
しかし綺麗に並んでいますね。カウプラントくん、こんなに連続してケーキを出さない筈ですが……満腹中枢がいかれちゃったのかな?
それともブラムの同僚にカウプラント恐怖症のシムでも居ました?
原因はともあれ。サクサクと死因検証をして刈り取りましょう。偽装されたケーキは究極の裏切り(これ好き)。
でもシムはもう少し賢くなろうか。どう見てもそのケーキは牛の口に繋がっているんですよ。
ついでにカウプラントにも叱っておきます。カウプラントを叱れるタイミングなんて早々ありませんので。
ブラム(刈り取り人)「お前は食いすぎだ。そんなに食うと牛にな……いや、お前は牛なのか?それとも植物?ブリンチェスターのディベート・ギルドで議論になっていたな。あれは結局、どの意見が勝っていたんだ?」
そもそも牛は肉食ではありません。肥料としてシムを自発的に取り込んでいるということは、自我のある植物なのでしょうか?教えてシムズに詳しい人。
管理するシムのいないカウプラントほど危険な存在はありません。叱っておいてなんですが、刈り取っていきましょう。
小さな妖精
ブラムが家に帰ると警報機が壊れていました。このプレイヤー、警報機が壊れているところを始めて見ます。
ブラムが拾った乳児は妖精。幼児に育ち、感情をはっきりと自覚したことで毎朝起きた瞬間からオコになっていました。
年長の妖精のシムがいれば感情の制御を手伝ってあげることができるのですが、残念ながらブラムは吸血鬼。妖精の育て方なんて知りません。
たっぷり眠って元気いっぱいですし、暖炉の炎が温かくて幸せ。でもポジティブな感情の裏では「感情の葛藤」でお怒り状態。
ご機嫌な笑顔で家電を無差別に壊す破壊神と化していました。
妖精の育て方こそ知りませんが、ブラムは死神の力を使える吸血鬼。
癒しの手で壊れた家電のお手軽修理だってお手の物。死神の右腕、便利屋よりも便利です。
「ちあないひと?」
「あのぉじいちゃはどこでしゅ?」
カレブくんも同じことを聞きたいと思う。「この家の大人はどこ?この子どもは誰?」
友人の訃報が届いて家に来たら見知らぬ幼児が居るんですもの。ちなみに爺ちゃんは小さな妖精が壊した家電を修理して回っています。幼児、少し目を離すと脱走する。
この子どんな子?
プレイヤー、それは幼児に読んであげる本としては少し難しいと思う。もう少し文章の量を減らしてみようか。
幼児用の本を買った覚えがないのに絵本が選べるから不思議に思ったんですよ。大学の教本を読み聞かせさせるのは止めてあげなさい。
カレブ「訃報が届いたのに葬儀の連絡がないから不思議に思ったんだ。妖精の子どもを拾ったんだね」
ブラム「心配かけて悪かったな。見ての通り式の手配なんてやる暇がないんだ」
幼児のためにキッズテレビを付けるも、ちびっ子歌手のリサイタルが始まったためブラムは特等席で鑑賞中。
カレブ「随分とかわいがっているんだね……それで、私はその子をなんて呼べばいいのかな?」
カレブくんはモンタギュー家にヘンリーとオリビア夫婦しか居なかった頃から良き隣人で居てくれました。時折ブラムが問題を起こすとメッセージもくれます。最近だとエルリックさん……妖精相手に喧嘩したことに苦言もくれたばかり。
そんなブラムが妖精の子どもを育てているなんて、さぞかし驚いたことでしょう。
ブラム「……ウィルだ。先に言っておくが名付け親は私じゃないぞ。服に縫われていたんだ」
つい最近失ったパートナーと同じ名前、同じ色の瞳を持つ妖精の子。
モンタギュー家の肖像画に加わった、この不思議な子どもはどのような成長を遂げるのでしょうか。
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