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モンタギュー家の肖像画【Epilogue5】:前の人生から恋をしていた

2026/01/19

 これは少年の願いが叶った後の物語。

──老人の肖像画が、家族の肖像画に戻るまでの後日譚


※一部、成人向けMODを使用した画像があります。露骨な露出はありませんが、苦手な方はご注意ください。

雪の降る灯篭祭り


灯篭祭りの通知が来たのでコモレビ山に来ましたが、そう言えば冬でした。
「短冊を飾るのは夏」という概念が邪魔をしますがシムズですし、室内で竹を栽培するくらい可能なのでしょう。
ただ、雪の上で素足に下駄は寒そう。コモレビ山育ちのシムは皆、寒さ耐性を得ているのだと願いたいところ。ノルドかな?

ウィル「また君とコモレビ山に来れて嬉しいよブラム!」

ブラム「何度でも連れてきてやるさ。落ち着いたらユキマツに泊まろうぜ」

ウィル「いいね!最高だ!」

ウィル「見てブラム!山ちゃんがファイアーダンスしてる!」

ブラム「なんだって?あの短い手足で?無理があるだろ」


と言いつつ興味が捨てきれず背後を見るブラム。着ぐるみでファイアーダンスができるのは某緑の怪獣だけでしょう。

ウィル「できるわけないだろ~!!」

ブラム「うおおお!?」

ウィルが自律で驚かせていました。自律いたずらソーシャルなんて珍しい!
等と驚いていましたが、そう言えば前世の子ども世代に1度だけ自律でブラムとふざけ回っていましたっけ。ただ、その1回の後はまるで自重するようにイタズラが消えたので、「良い子になろうとしている子」という印象が付いたきっかけでもありました。

モンタギュー家の養子に入らず、ウェンディと育ったら今のウィルJrみたいな伸び伸びとしたシムに育ったのかもしれない……などとシムのAIに夢を見ているプレイヤーです。


ブラム「な……何をしているんだ。ウィルJr!いたずらは……いや、ウィルか。お前がいたずら祭りでもないのにふざけるなんて、明日は竹でも降るのか?」

ウィル「僕だってふざけたい気分の時くらいあるよ。君ほど頻繁じゃないだけ」

ウィル「ふ……ぷくくく!『うおおお!?』だって!ブラムったら驚き方が雄々しすぎじゃない?ッフフフフ……ツボっちゃった」

ブラム(本当はこういう性格だったのか?それともウィルJrと混ざっているからこうなのか?いや……いたずら祭りになると率先してエアホーン鳴らしまくっていたな?)


免罪符を得たようにその1日だけタチの悪いいたずらをしまくり、翌日は大人しいシムになる。それが前のウィルでした。普段は猫を被っている説が濃厚な気がします。
この後は前と同じように自律でいたずらしなくなりました。この時のウィルはお祭りで気分が浮かれていたのでしょう。


高速移動を切るのを忘れていたためブラムが常に微振動していましたが、寺までハイキングしてこの日は帰りました。精霊を捕まえられなかったのが残念。

高校最後のプロム

ウィル(プロムに誘っておいてどこか行くなんて酷くない?共通の話題もないから仕方ないんだろうけどさ)

実は友だちとして一緒に行こうと誘われていたウィル。ただNPC状態のシム、余程親しくないと自シムは放置プレイを受けがち。背後にマルコム君がいますがウィルは興味がないようです。

今世のウィル、惚れっぽかった前回が嘘の様にティーンのシムにあまり興味を持ちません。シム生2周目をシステムが再現してきている。



今回も二次会はキャンセル。
ウィルにとって、ブラムと一緒に見るカウントダウン番組よりも重要なイベントはないのです。

ウィル「ブラム、今年もよろしくね!」

ブラム「ああ……」

(前に抱きしめた時はあんなに厚かったのに。今はこんなにも細い。私が本気で抱きしめたら折れてしまいそうだ……まだ未成年なんだ当然か)

ブラム「今年もよろしくな、ウィル」

(でも……大きくなったな。本当に、大きくなった。私が腰を屈めなくてもお前を抱きしめられるようになった。それがどんなに嬉しいか、お前は分かるか?なあウィル)


日常の一部だった挨拶ができなくなる日が来るなんて、まず思うことはないでしょう。更に今はブラザー同士のハグだってできません。
あと3日高校に通えばウィルの誕生日が待っています。
その日が待ち遠しのと同時に、小さかったウィル坊やが前と同じようにハグできるまで育った。その実感をブラムは噛みしめていました。

ウィル「え、また大学に通うの?」

ブラム「当然だろう。学歴はあった方が良い。私たちの父さんの口癖だぜ?」

ウィル「ブラムも一緒に通わない?寮から通ってみようよ」

ブラム「寮生活だぁ?ごめんだね!そもそもシニアの大学生なんて浮くだろう。雑談はここまでにして討論の練習に戻るぞ」

リサーチ&討論スキルの指導中、ブラムが初めて子育てフルパワー状態になっていました。願望達成のために狙って出したことはありましたが、日常で見ることになるとは。


ウィルの登校中、気が付いたらPCを弄っていたブラム。また無の境地で掲示板を荒らしているのかと思いきや、ゲームにMODを入れていました。前にも勝手に職場でハッキングしていましたね。ブラムにプログラミングブームが来ているようです。
MODを作れるお爺ちゃんはテクノロジーについて質問する必要ないと思う。

少し変わったお祝いをしよう

ブラム(日中、能力が使いにくくなるのは困るが……できる限りあいつの生活にあわせたい)

パワーリセット薬で「枯れた胃腸」を消し、代わりに「昼間恐怖症(強)」を選択しました。日中は常に緊張するようになってしまうため、報酬ストアから「お気楽」を購入し打ち消します。

はたして短気とお気楽は同居する特質なのでしょうか。無の境地だから気楽になっているのだと思うことにします。


ブラム「ウィル。出かけるぞ」

2段のケーキを持ち歩くには忍耐と細心の注意を求められそうですが、そこは考えないことにします。ブラムはフレッシュシェフ特質持ち。決して腐らないケーキが崩れる心配なんておかいしいでしょう。

ウィル「懐かしいね。どこに行くのかと思ったらシルバン・グレード?」

ブラム「そういうこと。早く行こうぜ」

ウィル「急かさないでよ。少し時間が空いたからなのか、洞が閉じちゃっているんだから」

ブラム視点だと扉は空いているのですが、ウィル視点だと閉じていました。シルバン・グレードからも今のウィルが他人だと思われているようで寂しさがあります。

ウィル「専門的な話をされても分かる訳ないだろ。僕は覚えていないんだよ?」

木に水をやっている間も2人は喋っていたのですが、急にウィルがブラムに不満げな声を出しました。ブラムの行動キューには「バーテンダーの話に熱中する」。
そう言えば前のウィルにはブラム程ではありませんが、高めのバーテンダースキルがありました。バーテンダーとして働いていたブラムとも話が弾んでいたかもしれません。

ブラム「んだよ。忘れたなら取り戻せばいい話だろ。指導してやるからよぉ」

話が合わないからってメンチ切らないでください。顔が喧嘩秒読み前のヤンキーになっているじゃないですか。大人げないですよ。
仲が良いのか悪いのか、いまいち分からない2人です。

ウィル(なにもないけど、わざわざケーキを食べるために来たの?)

メンチの切り合いが発生するアクシデントはありましたが、無事シルバン・グレードに辿り着くことができました。

ブラム「ハッピーバースデー、ウィル。テーブルがねえなら持ち込めば良いってだけだからな」

ウィル「ブラム!!」


ウィル「君ってば本当に僕が思い付かないことを簡単にやるんだから!最高のサプライズだよ!」

最初は携帯可能なテーブルを持ち込んでケーキを置いたのですが、中央に置けませんでした(加齢用の蝋燭を立てるにはテーブルの中央に置く必要がある)。
陶芸スキルで作成できるケーキ展示用のテーブルも持っていけばスムーズに進んだのかもしれません。やり直せばよかった……。

仕方なくシルバン・グレード内部で「bb.enablefreebuild」を使用し、テーブルとケーキを配置しなおしました。このエリアは池の周囲2マス程度なら建築が可能なんですよ。


改めましてハッピーバースデー、ウィル!
これで君も青年期。大人の仲間入りです。


付けた特質は恋愛下手。

やり直した今世でも悶々としたティーン世代から妄想ばかり先走っていそう。手先も不器用だし恋愛でも不器用で、見聞きしたことを簡単に信用できない。なんて可哀想なシムなんでしょう。

この後「過去の人生を思い出す」でブラザー特質を思い出しています。このプレイヤー、ブラザー特質を救済措置だと思っているらしい。

ウィル「あのさ……勝手に転生しておいて悪いと思っているだけど。また前みたいに……君を恋人として好きになっても、いい……んだよね?」

ブラム「当たり前に決まってるだろうが……結婚前に消えたら許さねぇぞ?」

偶然にも眼鏡が光って企みごとをするインテリ系キャラの顔になっていました。
その眼鏡やっぱり外しましょうか。

ウィル「君の気が変わっていないか心配だったんだよ!ああ、良かった……」

ついにウィルがブラムと前世との繋がりを取り戻せる時がきました。


胸の鼓動…これはただの一目惚れではない──ウィルはブラムを前の人生から愛していたのです!

ソウルメイトとの再会を選択する時のこの文がロマンチックで良いんですよね……。
再会と同時にファーストキスと恋愛のパートナーになってもらいました。

初めてのウフフは派手にいこうか

ウィル「ねぇ……恋人同士になったんだから、もう良いよね?」

ブラム「ああ、いいぜ。ロケットを建て終えたんだ。有効活用しねえか」

ちょうど良いところにクラフトが遊びに来てくれました。生贄になって世帯に加わって貰いましょう。

ロケットはウィルがオタク脳願望を達成したら売る予定でした。これが最後の役目です。

相変わらずノーヘル宇宙ミッション。無謀すぎます。

大量のハートとピンクの煙をばら撒き、ウィルとブラムは大気圏を抜けていきました。無重力空間でのウフフってどんな状態になっているんでしょう。

クラフト「パソコンにパスワード設定もしていないとは無防備すぎる!後で警告してやらねば……ん?宇宙でウフフか。ふ、若いな……」

世帯に3人以上居ると宇宙ミッション中の様子が見れるだけでなく、ウフフ状況まで見えるという。一体なんのために実装したのか分からない要素があるんですよね。しかもベースゲーム要素。面白過ぎます。

2人が宇宙から帰ってくるとクラフトはピアノと仲良くなっていました。正気がないシム、いつも何かに喋りかけている。

ウィル(前なら懐かしめたかもしれないけど……今はただ不気味だな。申し訳ないけど)

クラフトはウェンディとウィルを育てている時も時折なにかに喋りかけていましたからね。今のウィルの育ての親は急にダンベルトレーニングをし出す脳筋です。どちらがマシなのか判断に迷う。

クラフトは世帯から外した後、家に帰って貰いました。協力ありがとうね。

ウィル「ブラム、一緒にケーキを食べてくれるのは嬉しいけど無理して食べてない?」

ブラム「無理じゃねえ。お前と同じもん食べられるよう、前もって調整しといただけだ」

ブラム「お前が食べなくていいものを食べるんだ。私も同じように食べてやる」

ウィル「ふふっなにその意地」

ウィル(本当においしいからもっと食べたい……けど。でも、うーん)

ウィル(中年時代の記憶が『太るよ』って警告してくるんだよね……どうしよう)

妖精は別に食べなくても良いので料理自体が嗜好品。冷蔵庫に吸引力の高い食べ物があっても食べてくれません。そっとプレイヤーがゴミ箱に捨てました。

料理も数が多いとゲームデータが重くなりますので……。


ブラム「食事の後の運動とかどうだ?カロリーを発散したいだろ?」

ウィル「なにその誘い文句」

ウィル「君はもうカロリー消費した後なんじゃないの?」

先に食べ終わったブラム、テラスに移動させたウェイトマシーンでめちゃくちゃトレーニングしていましたからね。会話をしに行くウィルが毎回冬服になるのため、この後撤去しました。

ウィル「ちょっ…ちょっと!ブラム早い、早いって」

ブラム「うるせえ」

ブラム「どれだけ俺が待たされたか本当に分かっているのか?これ以上待てる訳がないだろ!」

※ 前に書いたかもしれませんがブラムは受けです。

重力のある場所で第2ラウンドをして、ウィルの誕生日の夜は更けていきました。


予想の斜め上から届いた収入

世帯の所持品にマッサージチェアがあるからなのか、時折マッサージ関係の自律会話だけ出てきていた2人。

そんなにマッサージがしたいのかとウェイトマシーンの代わりにマッサージチェアを設置してみたところ、最速でブラムがウィルにハンドマッサージをしていました。
ブラムの腕、太すぎない?力加減を少しでも間違えてたらウィルの手が砕けそう。

ウィル「すごく……気持ちいいよ」

ブラム「そりゃそうだろう。練習したからな」

調整がとても上手みたいです。健康スキルを極めただけあります。

ブラム「ところでよ……なにか買いたいもん、ないか?」

ウィル「うーん。今のところは特にないけど。どうしたの」


ブラムが宝くじに当選しました。
なんてこと。亡きモンタギュー夫妻の遺産がかなり多かった上、2人とも稼いでいたのでこの世帯の資金は多かったんですよ。そこに宝くじ当選です。桁が増えました。
モンタギュー家、一気にカネモシムの仲間入り。どうしましょう。とりあえず、ノートパソコンを少し良い品質のデスクトップPCに変えてみます?

ブラム「そういやもうすぐ愛の日だな(あの金どうすっかなぁ)」

ウィル「僕はもうすぐ学期が始まるけどね」

大学への願書が通り、ウィルは例によって講義前に最終プレゼンの準備中です。ブラム、邪魔をしないでください。

ブラム「前にお前が私の齢を上げた花束と同じやつ、また貰えないか?今度は変な香り付けなしでよ」

ウィル「へっ?!ちょっと!作業中に驚かすようなこと言わないでよブラム。手元が狂ったじゃないか!」

ウィル「ちゃんと作ってあげるから楽しみにしてて」

ブラム「お、おう」

ブラム「妖精の姿も似合ってるぜ?」

ウィル「そ、そう?ちょっと恥ずかしいんだけど。ブラムが褒めてくれるなら嬉しいよ」

愛の日(平日により講義あり)

ウィル(まったくブラムったら前日になって急に言うんだもの。復習しなきゃ)

前はオリビア母が教えてくれましたが、今は自力で覚えないといけません。
少しだけ伸ばしていたスキルを更に上げます。主に愛の日を忘れていたプレイヤーが悪い。


講義の合間をぬってウィルがフラワーアレンジメントを作っていたらブラムがリフティングを始めました。トレーニング器具を全て退かしたため、代わりにサッカーボールを渡したんですよ。


フラワーアレンジメントを作りたいけど、どうしてもブラムのリフティングを見たいウィルの行動予約が鬼盛り。
ブラム、止めよう。リフティング止めよう。ウィルが作業に集中できません。


フラワーアレンジメントを作り終えたウィルはブラムの新記録達成の瞬間を目撃することができました。サッカボールは場所をとらなくて良いんですけど、どこでもリフティングを始めるのと他のシムの吸引力が高いのが悩み者ですね。

ウィル(オリビア母さんが花の香りに意味があることを教えてくれなかったら、花を送ろうなんて思い付きもしなかったなぁ)

良家のシムはフラワーアレンジメントを教えられていそう。という偏見からオリビア母にはフラワーアレンジメントをマスターして貰っていました。
オリビア母もまさかその技術で実子がシニアに加齢させられるなんて思いもしなかったでしょう。


ブラム「今日の講義はもうないんだろう?デートに行こうぜ」

ウィル「もちろん。そのためにシャワーを浴びていたんだから。でもね、ブラム。バスルームまで来なくても僕がそっちに行ったよ?」

もうブラム爺さんったらせっかちなんだから。

ウィル「はい、愛の日のプレゼント。リクエスト通り薔薇のフラワーアレンジメントを作ってきたよ」

ブラム「変な香り付けしてねぇだろうな?」

ウィル「安心してよ。無害なフラワーアレンジメントだから」

バラの香り付けをしたフラワーアレンジメントを贈ると「花の熱に浮かされて(誘惑+2)」が付きます。
そして他の誘惑的なムードレットと加算された結果、「無の境地(普通+10)」を乗り越えて一瞬だけブラムが超誘惑的になりました。次からこの2人がデートする時は毎回フラワーアレンジメントを作ろう。そうしよう。

ブラム「どーこが無害だ!ムラムラしてきただろうが!」

ウィル「君がムラムラするのはいつものことだろ!」

ウィル「いけないことを一緒に何度でもしようよ。僕たちはただの恋人同士なんだから」

ブラム「ウィルの癖にいいことを言うじゃねえか」

「仲良し兄弟」が消えた代わりに「パパの宝物」が付いているんですけどね……。
逆に背徳感が増しています。まあ烏ガラスのシムなので、少しネジが外れている位が丁度良いでしょう。


ウィルだけクネリ挨拶ができなくなっていたのが寂しかったため、サクッとオーダー・オブ・エンチャントメントにも加入しておきました。
加入後、ブラムの寝ているベッドで課題を進めるウィルの姿でお別れしたいと思います。